青木ヶ原樹海って本当に怖い森なのでしょうか?
私たち日本人にとってはとても有名な「富士の樹海」と呼ばれる広大な溶岩台地の原始の森。
噂話や都市伝説が一人歩きしてしまい…
いつしかこの森は「不気味」だとか「恐ろしい」というイメージが定着してしまいました。
でも私はそう思っていません。
なぜなら富士山の大自然が創造したこの森を美しいと思っているからです。
私が青木ヶ原樹海の写真を撮り始めて10年以上になります。
まだ写真を始めたばかりの頃、カメラを持って早朝の樹海へ出かけると森の中には朝陽が差し込み、
その光が光芒となって森の中に降り注ぐとても神々しい光景を見ました。
それはなんとも言えない絶景で、私の頭の中に強烈に残りました。
その時ももちろん写真を撮ってきたのですが、ある程度経験を積んだ今の自分と比べると
初心者らしいというか、とても他人に見せられない写真しか撮れませんでした。
それでもその朝の出来事が忘れられずに、それから何度も足を運び、時には樹海の中で迷いながら…
10年以上の歳月をかけて数千枚の写真を撮り続けました。
「青木ヶ原樹海は美しい」と思っている人はまだまだ私を含めて少数派だとは思いますが、
私が撮ってきた写真のほんの一部を是非ご覧ください。
数千枚の中のほんの一部ですが、この写真を公開するまでに長い時間がかかりました。
*青木ヶ原樹海の写真はウェブサイトのギャラリーでも公開しています。大きな画像でご覧いただくにはギャラリーでご鑑賞ください。
本当に写真集が作れるぐらい撮ってあります。
写真に写っている白骨は動物の骨で、普通に樹海に行っても滅多に見かけません。
動物の骨も洞窟も自然の一部だと思っているのであえて掲載しました。
もちろん、これからも継続して撮り続けるつもりです。
青木ヶ原樹海を撮り続けているカメラマンは少ないと思いますが、私は自分が美しいと思うものを撮っているつもりです。
まだまだ時間がかかると思いますが…
いつの日か世の中の人たちに青木ヶ原樹海ってこんなに美しいんだよって
思ってもらえるようになるまで樹海の写真を撮り続けていこうと思います。
また自分が感じとった「青木ヶ原樹海の絶景」が撮れたらこのブログやサイトで公開したいと思います。